島根旅行

昔読んだ4コマ漫画で、島根県についてなにか1つでも思いつくまで考え続ける「島根県ダイエット」という島根県のイメージの薄さをネタにしたものがあったのですが、最近は銀山が世界遺産登録されたのでこのネタはもう使用不可ですねー。いや他にも何かあるから以前から色々あるのでしょうが。さて引き篭らー、な私ですが、昨日・今日と一泊二日で山陰の方に旅行に行ってきました。


・同行者紹介
?一・・・ドライバー。出会いを神頼みするべく、縁の神である出雲大社行きを立案。
?のだま・・・勝ち組。慎重かつおにちく。こういう奴が官僚だから日本は(ry
?M上・・・四捨五入すれば歳同じですって!徳政令がでれば資産も同じですって!


1日目はスケジュールの都合で朝5時出発でした、って書くと過酷に聞こえますが最近はそのぐらいの時間ならまだ寝てないので平気なのでした。同行者のうち2人は兵庫県民なため前日からうち泊まり。だべったり、何か色々物色されてたりしましたがその辺は割愛。大阪を出発してから島根に入るまでは特に変わったこともなく、というか岡山あたりからほとんど寝ていたので。高速道路が混むのではということが心配だったのですがそれもほとんどなくてほぼ快調に進めました。


第一目的地出雲大社


八百万の神の集合地点というだけあって、ここでは通常の二礼二拍一拝ではなく、二礼四拍一拝が正しい作法らしいです。とりあえずおみくじをやってみたら「満開の桜花に旭日の照るがごとし」。今年のあなたはものすごくツイてますよってことなんでしょうが、今年はもう4分の3ぐらい過ぎてるっつー話で。逆にむかつきました。



楽殿のしめ縄に硬貨を投げ入れて、一投目で縄に突き刺さると出会いに恵まれるらしいので挑戦。7回目で刺さりました。ラッキーセブンってやつですね!出会いに餓える一君がすごいがんばってました。


昼食には桃鉄をやった人なら独占したくなることうけあいの出雲そばを食べてみました。ツユにひたすのではなくかけるという方式は変わっていて、手打ちということもあり意外とおいしかったです。名物にうまいものなしなんていうけど出雲そばの場合、店が多くて過当競争が行われてるのである程度は鍛えられているというところでしょうか。




第二目的地石見銀山


世界遺産に登録された石見銀山へ。周辺も込みでの登録ということもうなずけるような静かできれいな道を登っていくと、こじんまりとした入口が。ちょっとしゃがまなければいけないような低い道なので、やはり江戸時代より平均身長はあがっているのかもしれませんなあ。去年行った鍾乳洞のような驚きはなかったですが、涼しくて夏場は住みよさそうでしたねー。世界遺産というと大げさに聞こえますが、ふもとの街並みと調和のとれた親しみやすい里山という感じでした。


一日目の日程はここで終了。温泉津(ゆのつ)という温泉街で、大正8年に建てられたという歴史ある洋館でひと風呂。門司港駅とか東京駅とか大阪倶楽部とかどうも大正期の建物に弱い気がします。が、まあツトさんに突っ込まれそうなのであまりkwskは語らないことにしておきますわ。


宿は素泊まりで4部屋しかない小さな民宿でした。我々が泊まった部屋の名前がなぜか「チャンピオン」、隣が「ジャンプ」だったので、漫画好きとは珍しい、残る2部屋はサンデー・マガジンかなと見に行くと「ステップ」、「ホップ」の表記。・・・そういうの嫌いじゃないぜ!朝が早かったのですぐ寝てしまいました。


二日目は早朝に近所の作り醤油屋兼食堂で朝飯。仏間に通されたけど出てきた焼きおにぎりは醤油の香りがよくておいしかったです。あとここのおばちゃん・宿のおばちゃん・風呂屋のおばちゃんと全員話好きで世話焼きたがりという奇妙な一致がありまして。こちらがちょっとしたことを聞いてもすごく丁寧かつ詳細にわたって話してくれて、かつなかなか放してはくれないという。島根の特徴なんですかねこれ?


第三目的地大山。の予定だったのですが雨が降っていたので変更。晴れていればさぞきれいだったと思うので残念でしたわー。長梅雨ゆるすまじ。


新第三目的地境港。ここは水木しげるの出身地ということで、道沿いにずらっと妖怪の銅像が。



100体以上の銅像全部は写真とれなかったので、この辺の有名どころだけで。ほんとはもっとマイナーなのも紹介したいのですが。



第一被害者のひと!第一被害者のひとじゃないか!


といった感じで主なところは終了。帰りもだいたい寝てた気がします。引きこもりとは言え、たまに出かけると気分いいですねー。くもりがちでしたが、その分涼しかったのでそこも良かったかと。少なくとも湿度高くて暑い大阪よりはよっぽど。2泊ぐらいで今年の夏またでかけたいですねー。